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シャルム

我が家のバラたちについて独断で「香りの女王」を選ぶなら、何と言っても河本バラ園のシャルムです。

ラベンダーがかった花色や均整の取れた花形も勿論魅力的ですが、何と言ってもミルラとダマスクが混ざった強香にはうっとりさせられます。
目を閉じて香りを嗅ぐとエキゾチックな遠い国の真っ青な海を白いコロニアル風のバルコニーから眺めているような情景が浮かび、暫し現実を忘れてしまいます。


薔薇の女王

今日は大雨警報で一日雨の見込み。庭のパトロールは出来ません。
花の重みで茎がしなったり折れたりしている株がいくつもあり、気になるのですが。

画像は前の家から連れてきた名前が判らない(名前のカードを紛失)バラですが、去年直径15cmもの巨大かつ美しく香りも最高の花を咲かせたので「薔薇の女王」と命名しました。
が、今年は女王の座を追われそうです。
去年に比べ花径は小さく、今一つ堂々とした貫禄がありません。
原因はピエール・ド・ロンサールのアーチを設置し、その中に置いたので日照が今一つだったせいかも知れません。
冬剪定のとき、よくよく考えたつもりでも開花時期、生育期にどの程度になるのか、植生の特徴まで見極めるのは難しいです。


ジュビレ・デュ・プランス・ドゥ・モナコ

ジュビレ・デュ・プランス・ドゥ・モナコは、モナコ皇太子在位50周年という意味です。
赤と白がモナコ公国の国旗の色であることから、故レニエ三世の即位50周年記念に捧げられた(引用;NHK出版「別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科」)とのことです。

その名前の通り、赤と白の複輪も鮮やかな威風堂々とした花を咲かせます。
特に日差しの当たる場所では赤がはっきり出、日陰では白の分量が多くなるような気がします。
今年、ちょっと置場所を変えたので本領を発揮したみたいです。


ローズポンパドール

このところ不安定な天気ですが、私の家周辺では日差しが出ているので、帰宅したら水やりをしなければ。

画像はローズポンパドール。
デルバールの人気品種ですが、このコもお迎えした2年前は株が小さく、昨年も置場所が良くなかったのか、あまり成長せず花も貧弱でした。

今年は同じ置場所ですが力がついて来たようで立派なベイサルシュートの先にいくつものツボミを付けています。
ツルバラ仕立てにするつもりなのでベイサルシュートは冬の誘引まで垂直に伸ばし、花のみカットしています。


ストロベリーアイス

この美味しそうな名前のバラが咲くと庭がパッと明るくなります。
鮮やかなピンクの複輪が房状に何輪も咲くので一輪ずつカットして行くと小さなブーケになります。
ピンクのローズポットに活けて室内に飾ると、小さな空間が華やかになります。


マダム・カロリーヌ・テストゥ&ブロドリー

限られたスペースで多くの品種を育てていると冬の間は気が付かなかった生育の違いで可哀想な思いをさせてしまうことが多々あります。

画像上のパウダーピンクの花はマダム・カロリーヌ・テストゥ。
古い品種で我が家には2年前に来ましたが、アウトレットだったせいか当初から貧弱な株だったのに加え、隣に置いたケルナーフローラの勢いが凄すぎて殆ど日光が当たらなくなってしまったせいか、酷い黒星病で2年連続で葉を全部落としてしまい、花は咲かず、株も全然成長しませんでした。
今季はケルナーフローラを別の場所に移し、朝日が充分に当たるようにしたところ、茎はまだ細いながらも病気にならず、花を何度も咲かせてくれるようになりました。

ブロドリーは河本麻記子さん作出の魅力的な品種ですが、やはり置場所が悪かったのか、一番花の後、急速に株が衰えて黒星病に侵されてしまったので、やはり朝日が当たる場所に移動したら、こちらもどんどん元気を取戻し、回復の兆しが見られるようになりました。

全てのバラに条件の良い場所で伸び伸び育って欲しいのが本音ですが、せめてマメに観察して弱っているコは設置場所を換え、経過を見守る努力はしなければと思います。


コルデスジュビリー

「奇跡のバラ」といえば、私にとって、このコルデスジュビリーも該当するかも知れません。
奇跡のような美しさ。
オレンジ、イエロー、ピンクが混ざりあった複雑なロゼット咲きの花が青空を背景に咲いている様は感動的です。

これも昨年は花が小さく、あまりキレイだという印象がなかったので、ちょっと奥の、あまり条件の良くない場所に設置し、大した思い入れもなく他のコたちと同じような手入れをしていましたが、こんなに美しい花を咲かせるとは思っていませんでした。
しかもツルバラとして育てれば一季咲きのバラの穴を埋められるというのに、ハイブリッドとして強剪定していました。
今、設置場所を検討しなければと思っています。


ピース

画像は殿堂入りの名花ピースです。
第二次対戦末期、平和への願いを込めて、そう名付けられたそうです。
アメリカに住んでいた頃、アメリカ人がこの花をこよなく愛しているのが良くわかり、私が最初に覚えた品種名かも知れません。

この花が付いた株はまさに「奇跡の復活」を遂げた特別な存在です。
もう10年近く家にあるのに、ろくに手入れをしなかったせいで花を付けた後、毎年急速に衰え株も大きさならず、去年はうどん粉病や黒星病に侵されて葉が全て落ち、もうダメかと諦めかけていたところ、今年、一本棒になった茎から小さな芽が出て、この花が咲くまでになりました。
平和の象徴ピース、これまでの仕打ちに詫びながら大きく育って欲しいと願って手入れをしています。


ブルーグラビティー

やっぱり好きです!青バラ。
画像は木村卓功さん作出のブルーグラビティー。
人気品種でなかなか入手出来なかったのですが、新苗をゲット。
本来は秋まで蕾を付けても摘み続けなければならないのですが、一輪だけ、どうしても花を見たくて残しておきました。
陰のところはブルーバイオレット、中間色部分は殆ど水色で赤みを含まず、何とも魅力的です。

株が疲れないように早々にカットしました。


ブラックティー

人によって色や姿の好みは色々ですが、私はどちらかと言うとオレンジ系の花はあまり好きではないような気がします。
画像は岡本勘治郎さん作出のブラックティー。
オレンジ系といっても深みのある茶を含んだような魅力的な色の大輪ティーローズで香りも魅力的です。
何より可愛いのはいつも仲間と一緒に成長し、真っ直ぐ伸びた茎からお揃いに花を咲かせるところ。
純真無垢な小学生みたいで真面目な花です。
1973年の発表ということで現在のハイブリッドローズに比べると若干、育てにくいらしいですが、幸い我が家では順調に育ってくれています。